1.看護師になる決意
高校2年の冬のことです。
楽しい学生生活が一瞬にして
崩れてしまう出来事がありました。
どんなときでもいつも私を優しく
見守ってくれた父が病に倒れます。
そして半年後お別れすることになったのです。
失意の中、父へのお線香をあげに来てくださった
幼稚園時代の園長先生と再会し、
そこで将来の話になりました。
思い切って私は
『園長先生に幼稚園の先生になりたいと
思っていたけれど、実は看護師の道も考えている』
と打ち明けたのです。
そこで園長先生が言ってくださったのは
「看護師を目指しなさい」
という言葉でした。
そこから私は
患者さんにもその家族にも優しい看護師になる
ということを決意したのです。
2.大きな挫折
何とか看護学校へ入学したは良いのですが、
もともとがんばりすぎてしまう性格です。
日々大量の勉強に追われ家事も手伝いながらの日々。
父とのお別れもまだまだ辛く、
ついに心を病み、休学した後に退学。
私にとっては大きな挫折です。
当時そんな自分を受け入れられず、
目標を見失ってしまいました。
3.やっぱり私は…
そんな時にたまたま目にしたのが
もつ鍋屋の新規立ち上げバイト募集。
失意の中でしたが、直観が働き、
すぐに面接を受けてバイトがスタート!
立ち上げと同時に、ホールを任せていただきました。
そのときにも、仲間達が支えてくれました。
「きたよ!」
そんな自分に会いに来てくれるお客様を通して
教えられたことがあります。
それこそが、
『やっぱり私は人の役にたつことを通して成長しているんだ。』
ということです。
4.新たな学びと生活
そんなときたまたま
アロマセラピーとオーラソーマに出会います。
『私を成長させてくれる』
そう確信した私はこの2つのセラピーを学び始めたのです。
キャラアロマテラピースクールを卒業し、それから1年間は
訪問介護事業所のアロマ部門に所属することとなります。
高齢者のお宅に訪問しアロマトリートメント。
体に触れるために介護の知識と技術が必要だと思い、
介護職員へ転換。
それから5年近くグループホームで認知症の方の
ケアをすることになります。
リーダーもさせていただきました。
ケアの中にアロマセラピーも取り入れ、
アロマの素晴らしさを伝えることで
オリジナルのアロマケア法を
習得するようになりました。
しかし、そのような順調でやりがいのある日々でしたが、
ストレスを溜めやすい性格はそのまま。
夜勤も多い不規則な生活から、
肌荒れ・生理不順・生理痛などがあるのは当たり前。
鎮痛剤が手放せなく、自律神経も乱れ、めまいも出るようになり、
夜勤中のアレルギーもどんどんひどくなっていきました。
「このままでいいのだろうか…」
「自分の体を大切にしたい」
「私はずっとセラピストとしての独立を夢見ながら
実現しないままでいくのかな?」
と、体調の不調を機に、自分のことを少しずつ見つめなおします。
そして、
頑張りすぎる性格が限界を迎え、
「もう、頑張れない…」
と、休職をせざるをえなくなりました。
そこからは、体と心を休めて自分との対話が始まります。
体に良いことは貪欲に実践し、
体もどんどん元気になりました。
体が元気になれば、心も元気になりました。
そして、一つの答えが出ます。
「セラピストとして独立して、
私のように頑張りすぎている方へ癒しの提供をしたい!!」
5.人の役に立つ仕事を通して成長した姿を見せていくこと
2014年10月にアロマ自宅サロンを開きます。
そして現在。
よもぎ蒸しにも出会い、
冷えが改善され益々体調が良いことをきっかけに、
アロマとよもぎ蒸しのサロンへとリニューアル。
「植物の香りの力・心地よいタッチング・子宮を温める」ことで、
女性特有の不調を緩和し本来持っている力を引き出すお手伝いを
しております。
女性としての喜びを感じて頂き、生理中や更年期を楽しくhappyに
過ごしていただきたいと思っています。